文字サイズ
医療福祉学部 リハビリテーション学科?作業療法学専攻
医療福祉学部 作業療法学専攻

学びの特色

作業療法が必要となるあらゆる現場で活躍できる人財を養成
作業療法士を必要とする領域は非常に広く、これからますます広がって行くと考えられています。主な活躍の場は次の通りです。

身体障害領域:一般病院や療養型病棟など
高齢障害領域:介護老人保健施設、特別養護老人ホームなど
精神障害領域:精神病院など
養成研究機関:大学、専門学校の教育など
発達障害領域:心身障害児総合通園センターなど
行政機関:保健福祉センターなど
本学では幅広い現場で即戦力となる人材を養成するために、独自の教育環境を整えています。全国でも少ない発達支援教育や、充実した臨床実習などが特色です。

①進路に影響する国家老虎机游戏の取得を個別サポート

国家試験対策を1年次から計画的に進めます。基礎科目演習セミナーで解剖学や生理学などの知識を定着。1年次から3年次にかけて模擬試験を繰り返し実施し、段階的に強化します。4年次には、夏以降から国家老虎机游戏取得に向けた本格的な対策が始まります。

既卒生の対応について
国家試験に不合格の場合でも、次年度に向けた万全のサポート体制があります。教員と学生が密に連絡を取り合い、在学時と同様に国家試験対策授業、模擬試験、個別指導が受けられます。さらに、キャリアサポートセンターを通じて就職活動も可能。作業療法士の国家試験合格まで、徹底的に支援します。

②全国でも少ない「発達支援教室」

発達障害領域での臨床実習施設の不足が指摘される中、2008年から「発達支援教室」を開設。学生達は、見学したり一緒に活動したりするなど、貴重な臨床実習を重ねることができます。心身の発達に課題を抱えた子供たちの、日常生活や勉強、社会性などの改善について実践的に学んでいます。

③歴史ある「臨床実習」

本学では臨床実習を重視し、現場と共に独自の教育内容?方法を長年培ってきました。
これらの教育システムは「リハビリテーション教育評価機構」からも高い評価を獲得。これが国家老虎机游戏取得者の就職率100%を支えているとも言えます。


臨床体験前期と後期に1回ずつ作業療法士が働いている病院、施設での見学を行います。保健、医療、福祉における作業療法について学ぶことがきます。
臨床実習Ⅰ(3週間)臨床実習指導者のもと、面接や情報収集を実施し、評価計画の立案を行います。
臨床実習Ⅱ?Ⅲ(10週間)臨床実習指導者のもと、評価計画の立案、評価、介入の実施、再評価を行い、一連の作業療法の流れを経験します。
臨床実習セミナーⅠ?Ⅱ?Ⅲ実習の概要について学びます。臨床実習の前後には、基礎的知識を確認するため共用試験を、技術を確認するため客観的臨床能力試験(OSCE)を実施します。
地域作業療法学実習地域包括支援を見据え、医療に限らず、福祉領域など、学生が希望する領域を選択して実習を行います。

ここがポイント!

1.東北一を誇る卒業者数

 前身の専門学校(東北医療福祉専門学校)と大学の卒業者数は、1,434名で東北1位(全国でも2位)。長年培ってきた独自の教育システムや国家試験対策が高い合格率を支えています。また、全国で活躍する卒業生が築き上げた、厚い信頼と実績があるのも本学の強みです。

2.知識、技術修得に最適な施設環境

 4年間をかけてしっかりと必要な知識と技術を学べるのが大学の利点。作業療法士に必要な専門科目だけでなく、看護?保健学概論、専門職連携セミナーなど医療や福祉の関連分野の知識も身に付けることができます。また、学内には必要な道具?機器?実習室が整備され、最適な教育環境を提供しています。


基礎作業実習室(陶芸用の窯)
ADL室(日常生活活動支援の演習に使用)
ADL室(日常生活活動支援の演習に使用)
教員実験室(卒業研究や教員の研究に使用)
教員実験室(卒業研究や教員の研究に使用)

3.充実した専門スタッフ

③充実した専門スタッフ
 作業療法士11名と医学?運動学?心理学の各専門家1名、計14名の専任教員がいます。作業療法士の教員には、臨床実習認定指導者9名、認定作業療法士5名、専門作業療法士1名が在籍。心理学の教員も公認心理師の老虎机游戏を持ち、高い専門性であなたの幅広い学びをサポートします。

4.充実した初年次教育

④充実した初年次教育
 アカデミック?スキル演習を中心に高校から大学へのスムーズな移行をサポート。少人数ゼミでは、担当教員がレポート作成や文献収集など、大学での学習の基礎を指導します。不安があれば個別サポートで安心。ポートフォリオで学習を振り返り、教員と勉強の仕方を相談できます。さらに、早期の臨床体験で作業療法士の仕事を具体的に学べます。

5.台湾大学との「国際交流」

台湾大学の学生と国際交流
 2014年より国立台湾大学作業療法学科と国際交流を続けています。本学教員と学生が台湾を訪問し、共同研究や講義、情報交換などを実施。日本の作業療法士数と台湾の状況、文化や医療制度の違いを学ぶ貴重な機会です。この交流を通じて国際的な視野を広げ、将来のJICAでの活動など海外で活躍できます。

6.卒業生との交流

 卒業生が講演や仕事内容を紹介し、交流を行います。現場の生の声を聞くことで、学生の不安を和らげ、実習への意欲を高める機会となります。在学中から築くネットワークは、就職や将来のキャリア形成に役立ち、卒業生は身近な目標となります。

7.多職種連携教育

 多職種連携とは、対象者や患者に対して治療やケア等を行うために、医師や看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚等、様々な専門職が連携することを言います。
 チーム医療福祉論、保健医療福祉概論、専門職連携論、専門職連携セミナーが開講されています。